2011年 08月 23日
ヒユーマンケア~心の絆プロジェクト~ 宮城県石巻市のボランティアに参加して |
IFA本部からも募集をしておりました、
ヒューマン・ケア ~心の絆プロジェクト~
のボランティア活動に参加してまいりました。
ヒューマン・ケア~心の絆プロジェクト~とは、
東日本大震災の被災地域住民の方々を対象に、長引く避難生活による肉体的疲労・ストレスのケアを
目的に、『健康セミナー』や『絵本でおはなし会』、『プレイング・イベント』などを、官民一体となって実施
する取り組みです。長期にわたって『被災した方々と共に活動する』という意味が、プロジェクト名の『絆』
に込められています。
管理進行:株式会社博報堂
共済団体:NPO東京医療チーム・Glaxo Smith Kline
後援:厚生労働省・日本赤十字・社団法人医師会・社団法人日本精神病院協会
協力団体:IFA・東京製紙株式会社
IFAは協力団体として、プロジェクトにアロマセラピストを派遣し、震災地で働く、被災地同様の過度な
ストレスにさらされている行政機関や地方公共団体の方々や、アロマ療法を必要とする一般の方へ
アロマセラピートリートメントを提供します。
私が参加したのは8月20~21日の石巻市でのボランティアです。
石巻市は東日本大震災により多大な被害を受けた地域です。
震災がおきて約5カ月がたちました。
今被災地の方にとって必要なもの。
心のケアだと感じ、プロジェクトの内容に賛同し、参加させていただきました。
IFAアロマセラピストとして私ができること。
マッサージをとおして、少しでも心が安らぐひとときをもっていただくこと。

大阪から仙台まで飛行機で、約1時間半。
前泊し、ボランティアにのぞみました。
石巻でのボランティアチームメンバーはコーディネーターの猪股先生、神奈川や北海道、茨城などから
いらっしゃったIFA認定アロマセラピスト計6名でした。
みなさんお互いに初対面でしたが、気持ちはひとつ。
8月21日の朝7時に仙台のホテルを出発し、車で約2時間かけて宮城県の石巻市に到着しました。
石巻市は、宮城県東部に位置し、仙台につぐ人口の多い市です。
今回のボランティアの会場は、湊小学校というところでした。

あれから半年になろうとしていますが、こちらの小学校にはまだ約130人もの方が
避難されているとのことでした。

時計の針も止まったままです。
トリートメントの部屋は小学校の図工準備室をおかりしてベッドを設置し、
パーテンションでしきった簡易な空間です。




21日、22日の二日間、私は17才から84才の方々計9名の方にトリートメントをさせていただきました。
みなさん背中、肩、首の凝りが顕著に見受けられ、背中がとても冷えていらっしゃいました。
また、床の上で寝ているので腰が痛いとおっしゃっていました。
トリートメントの前に記入していただくストレスチェックの表には、
「よく眠れない」「イライラ」「不安」「何をしても面白くない」「休息や睡眠がとれない」
などの項目にチェックが多くありました。
またトリートメント終了後、
「84年間こんな気持ちが好いのは始めてでした。ありがとうございました」
「とても気持ちが良かったです。体が楽になりました。ありがとうございました」
など、心温まるお言葉をいただきました。
こちらも少しでもゆっくりしていただけんだと嬉しく思いました。
あたたかいお言葉も頂戴し、私の励みとなりました。
被災地の方々と直接お話しすることができて、皆様のこころが伝わってきました。
私自身二日間のボランティア活動を通して、
被災された方と少しの時間ではありましたが、トリートメントを通して、
言葉ではない心の対話ができたように思いました。
人と人と心の絆を感じることができ、感動でした。
実は私がトリートメントさせていただいた84才の方は、最初お嬢様に手をとっていただいて
いらっしゃいました。
膝が痛くて立てないとおっしゃいましたので、私もマッサージテーブルのところまで、お連れしました。
そして、お顔を含めた全身を施術し、終わった後、とてもいい笑顔で、お顔はピカピカ輝いていました。
その方はお嬢様を待たず、お一人でお帰りになると、おっしゃって大丈夫と言いながら、
背筋を伸ばしてしっかり歩いて行かれました。
アロマセラピーを実感していただく、とても嬉しく、感動の一瞬でした。

(あまりにも猪股先生とも一緒に驚いたので、お写真を撮って下さいました)
大阪に帰ってからも皆様との二日間を思っています。
どうぞお元気で。
またいつかお会いできることを祈っています。
一日目のボランティア終了後、コーディネーターの猪股先生のご厚意で
海岸の被害の様子を車で連れていって見せて下さいました。
その時の光景は忘れられません。
被災地の方とお話をしていると、ある方は地獄だったとおっしゃっていました。
私達が施術した1階の部屋は天井近くまで、浸水した跡がありました。
一日も早く緑深き東北の地が一日も早く元に戻ることを心から願っています。


この度会場設営のご協力をいただいました、デレクターのT様、
私達のお世話をしていただいた猪股先生、IFAセラピストの皆さま、お疲れさまでした。
本当にありがとうございました。
また、お会いできますことを心から願っております。


ヒューマン・ケア ~心の絆プロジェクト~
のボランティア活動に参加してまいりました。
ヒューマン・ケア~心の絆プロジェクト~とは、
東日本大震災の被災地域住民の方々を対象に、長引く避難生活による肉体的疲労・ストレスのケアを
目的に、『健康セミナー』や『絵本でおはなし会』、『プレイング・イベント』などを、官民一体となって実施
する取り組みです。長期にわたって『被災した方々と共に活動する』という意味が、プロジェクト名の『絆』
に込められています。
管理進行:株式会社博報堂
共済団体:NPO東京医療チーム・Glaxo Smith Kline
後援:厚生労働省・日本赤十字・社団法人医師会・社団法人日本精神病院協会
協力団体:IFA・東京製紙株式会社
IFAは協力団体として、プロジェクトにアロマセラピストを派遣し、震災地で働く、被災地同様の過度な
ストレスにさらされている行政機関や地方公共団体の方々や、アロマ療法を必要とする一般の方へ
アロマセラピートリートメントを提供します。
私が参加したのは8月20~21日の石巻市でのボランティアです。
石巻市は東日本大震災により多大な被害を受けた地域です。
震災がおきて約5カ月がたちました。
今被災地の方にとって必要なもの。
心のケアだと感じ、プロジェクトの内容に賛同し、参加させていただきました。
IFAアロマセラピストとして私ができること。
マッサージをとおして、少しでも心が安らぐひとときをもっていただくこと。

大阪から仙台まで飛行機で、約1時間半。
前泊し、ボランティアにのぞみました。
石巻でのボランティアチームメンバーはコーディネーターの猪股先生、神奈川や北海道、茨城などから
いらっしゃったIFA認定アロマセラピスト計6名でした。
みなさんお互いに初対面でしたが、気持ちはひとつ。
8月21日の朝7時に仙台のホテルを出発し、車で約2時間かけて宮城県の石巻市に到着しました。
石巻市は、宮城県東部に位置し、仙台につぐ人口の多い市です。
今回のボランティアの会場は、湊小学校というところでした。

あれから半年になろうとしていますが、こちらの小学校にはまだ約130人もの方が
避難されているとのことでした。

時計の針も止まったままです。
トリートメントの部屋は小学校の図工準備室をおかりしてベッドを設置し、
パーテンションでしきった簡易な空間です。




21日、22日の二日間、私は17才から84才の方々計9名の方にトリートメントをさせていただきました。
みなさん背中、肩、首の凝りが顕著に見受けられ、背中がとても冷えていらっしゃいました。
また、床の上で寝ているので腰が痛いとおっしゃっていました。
トリートメントの前に記入していただくストレスチェックの表には、
「よく眠れない」「イライラ」「不安」「何をしても面白くない」「休息や睡眠がとれない」
などの項目にチェックが多くありました。
またトリートメント終了後、
「84年間こんな気持ちが好いのは始めてでした。ありがとうございました」
「とても気持ちが良かったです。体が楽になりました。ありがとうございました」
など、心温まるお言葉をいただきました。
こちらも少しでもゆっくりしていただけんだと嬉しく思いました。
あたたかいお言葉も頂戴し、私の励みとなりました。

被災地の方々と直接お話しすることができて、皆様のこころが伝わってきました。
私自身二日間のボランティア活動を通して、
被災された方と少しの時間ではありましたが、トリートメントを通して、
言葉ではない心の対話ができたように思いました。
人と人と心の絆を感じることができ、感動でした。
実は私がトリートメントさせていただいた84才の方は、最初お嬢様に手をとっていただいて
いらっしゃいました。
膝が痛くて立てないとおっしゃいましたので、私もマッサージテーブルのところまで、お連れしました。
そして、お顔を含めた全身を施術し、終わった後、とてもいい笑顔で、お顔はピカピカ輝いていました。
その方はお嬢様を待たず、お一人でお帰りになると、おっしゃって大丈夫と言いながら、
背筋を伸ばしてしっかり歩いて行かれました。
アロマセラピーを実感していただく、とても嬉しく、感動の一瞬でした。

大阪に帰ってからも皆様との二日間を思っています。
どうぞお元気で。
またいつかお会いできることを祈っています。
一日目のボランティア終了後、コーディネーターの猪股先生のご厚意で
海岸の被害の様子を車で連れていって見せて下さいました。
その時の光景は忘れられません。
被災地の方とお話をしていると、ある方は地獄だったとおっしゃっていました。
私達が施術した1階の部屋は天井近くまで、浸水した跡がありました。
一日も早く緑深き東北の地が一日も早く元に戻ることを心から願っています。


この度会場設営のご協力をいただいました、デレクターのT様、
私達のお世話をしていただいた猪股先生、IFAセラピストの皆さま、お疲れさまでした。
本当にありがとうございました。
また、お会いできますことを心から願っております。


by aromaplant
| 2011-08-23 11:14
| ボランティア